みなさん、こんにちは。わか葉在宅クリニック院長の伊藤慎(まこと)です。
2018年4月に茨城県土浦市で、訪問診療を中心としたクリニックを開業しました。2026年で開業9年目になります。
私は2025年12月から生活習慣の見直しを始め、2026年1月から本格的に減量に取り組んできました。
そして今回、目標としていた体重65kgに到達しました。
この記事では、特定の薬剤の効果を評価するのではなく、これまでの減量を振り返りながら、無理なくダイエットを続けるために大切だと感じたことをまとめます。
目標体重の65kgに到達しました
こちらが、ダイエットを始めてから現在までの体重の推移です。

毎日一直線に体重が減ったわけではありません。減ったと思ったら少し戻り、しばらく変わらない時期を経て、また少しずつ減っていきました。
1年間の記録で見ると、短期間の増減に一喜一憂するよりも、長い目で傾向を見ることの大切さがよく分かります。

体重は水分量や食事の内容によっても変動します。毎日の数字だけで判断するのではなく、数週間から数か月単位で変化を見ることが大切だと感じました。
ダイエットには「食事・運動・薬剤」の3つの軸がある
今回の経験を通して、効率よく、そして無理なく減量するためには、何か一つの方法だけに頼らないことが大切だと感じました。
ダイエットには、大きく分けて次の3つの軸があります。
- 食事
- 運動
- 必要に応じた薬剤の使用
薬を飲んでいるから食事には気をつけなくてよい、あるいは運動だけしていれば何を食べてもよい、ということではありません。
それぞれを無理のない範囲で組み合わせることで、一つの方法に過度な負担をかけず、継続しやすくなるのではないかと思います。
食事は一日単位で完璧を目指さない
ダイエット中であっても、外食や会食などで普段より食べる日があります。
一度食べ過ぎたからといって、そこで諦める必要はありません。翌日や翌々日の食事を少し控えめにするなど、数日間で調整すればよいと考えるようになりました。
毎日100点を目指すよりも、長期間の平均を整える方が続けやすいと思います。
運動は短時間でもこまめに続ける
まとまった運動時間を毎日確保するのは、簡単ではありません。
そのため私は、短時間でも体を動かすことや、日常生活の中で活動量を増やすことを意識しました。
特別な運動を一度だけ頑張るよりも、無理のない運動をこまめに続けることが大切です。
薬剤は医師の診察を受けて適切に使う
メディカルダイエットで使用される薬剤には、それぞれ異なる作用や副作用があります。
薬剤は食事療法や運動療法の代わりではなく、それらを補助する選択肢の一つです。体質や持病、現在使用している薬によっては、使用できない場合もあります。
効果だけでなく、安全に続けられるかどうかを確認しながら使用することが重要です。
フォシーガについて知っておきたいこと
フォシーガ(一般名:ダパグリフロジン)は、尿中への糖の排出を促すSGLT2阻害薬です。
国内では糖尿病、慢性心不全、慢性腎臓病などの治療薬として承認されていますが、減量を目的とした使用は、国内で承認された効能・効果ではありません。
メディカルダイエットで使用する場合は自由診療となります。脱水、頻尿、尿路感染症、性器感染症、ケトアシドーシスなどが起こる可能性があるため、医師の診察と説明を受けたうえで使用する必要があります。
目標達成後は「維持」が次の課題です
今回は、目標としていた65kgに到達したことをご報告しました。
ただし、体重は減らして終わりではありません。これからは、今の体重と体調を無理なく維持することが次の目標です。
今後も食事を整え、こまめに体を動かしながら、薬剤についても必要性や安全性を定期的に見直していきたいと思います。
体重の維持についても、今後あらためて経過をご報告します。
メディカルダイエットに興味のある方へ
わか葉在宅クリニックでは、医師が診察を行ったうえで、一人ひとりの体格、持病、検査結果、現在使用している薬などを確認し、適切な方法をご提案しています。
薬剤の処方が適切でないと判断した場合には、処方をおすすめしないこともあります。
メディカルダイエットについて詳しく知りたい方は、公式LINEまたはお電話からお問い合わせください。
自由診療に関するご案内
- 診療区分:自由診療です。健康保険は使用できません。
- 承認状況:フォシーガは国内承認医薬品ですが、減量を目的とした使用は適応外使用となります。
- 主な副作用・リスク:脱水、頻尿、尿路感染症、性器感染症、ケトアシドーシスなどが起こる可能性があります。
- 費用:1か月分(30錠):10,000円
- 入手経路:大手医療卸から入手しています。
- 医薬品副作用被害救済制度:承認された効能・効果と異なる目的で使用したことによる健康被害は、原則として医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
治療効果や副作用の現れ方には個人差があります。診察を受けずに、自己判断で薬剤を使用することは避けてください。
メディカルダイエット・AGA・美容内服・ドクターズコスメなど、お気軽にご相談ください。
執筆・監修:伊藤 慎
医師・博士(医学)/わか葉在宅クリニック院長・医療法人翠楓会 理事長/総合内科専門医・家庭医療専門医・プライマリケア認定医
2008年、筑波大学医学専門学群卒業。筑波大学附属病院総合診療科で診療に従事したのち、2018年に茨城県土浦市でわか葉在宅クリニックを開業。在宅医療を中心に、生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群、自由診療、美容内服、メディカルダイエットなどの診療・情報発信を行っています。
